【過去の日記】真理の大海に浮かぶ人間(2009.01.14 )

一昨日から、また豊橋よりタオ指圧を習っている友人がシェアハウスに遊びに来ている。
先月は”占星術”で、その時暗闇の中で悶々としていた私の次なる道を明るく照らしてくれた人。
ずっとずっと知りたかった事を、次々と様々な経験を通して話してくれる。
乾いた大地に雨が降る様に、話は心に吸収されていく。
彼は『知る人』なのだ。
そしてこれからもまだ彼の探求は続く。

この歳になって、”精神の世界”の重要性を深く感じるようになった。
私たちを取り巻く小さな小さな悩み事も、世界に起こる恐慌や戦争も。
人が産み出す全ての出来事、万物の存在する意味。
全ては”精神世界”から産み出されていくのだ。

全ての物質は、目や耳から脳へ信号として伝達され、
そして最終的に私たちの体を動している形の無い”心”によって認識される。
青い物を見て、心は知る。『これは青いものだ』と。
ということはもし心が『白い』と感じればそれは白い物になりえる。
そう思えば、この目で見えているものというものも、
それは私たちの精神から産み出された創造物でしかないのではないか。

この世の中は全て思い込みだと言っても過言ではない。

彼が言う。

コントロール出来ない”無意識”は人の意識の95%を占めていて
言語化出来る”自意識”はたったの5%。
そしてその意識の周りには、絶対的な宇宙が、
神や仏、そして”空-ku-”とも呼ばれる『真理の大海』が全てを包み込んでいる。

あきれるくらい少量の自意識。
すぐ傍にある『真理の大海』にも気付きさえもせずに、
たったその少量で、人は悩みを繰り返していく。
無意識から産みだされた思い込みは、
時に、全く思ってもいない方向へ進ませる。

3歳までの子供と、大人とに違う顔の沢山の猿の写真を次々に見せていく実験がある。
その結果、3歳までの子供は一匹一匹猿の顔を隅々までくまなく観察していく。
全ての猿を全て”別々の何か”として情報を吸収していく。
そして大人は…一枚目に猿が出て来た瞬間に『これは猿だ』と認識する。
次の一匹もその次の一匹、まず『猿』だと無意識に認知し、それ以上深く観察しなくなる。

ともかくコントロール出来ない私たちの意識には
そうやってすでに様々な情報がinputされてしまっていて、
ありのままに物事を見ることが出来ないようになっているのだろう。

偏見無くありのままを見る事。

全てはバランスを取る事がとても大切なのだ。
陰と陽のバランス。人と人とのバランス。
そうすれば揺るがない一本の芯が見えてくるはずだ。

陰陽マーク

「本当は言っては駄目なんだけど、知っておいた方がいいと思う」と
真面目な顔で彼が言った。

実は…
人はみんな誰もが同じ様に、見えない紐に繋がれていて、
バランスを取りながら大海にプカプカと浮かされている。

そしてそのそれぞれの紐は中心でたった一つの光になっている。
全ての中心にあるたったひとつの光は、
全人類1人1人の経験や思いや記憶を残さずインプットしているのだ。
まるでマザーコンピュータの様に。

それぞれの人はそれぞれの人生を冒険している。
そしてまたその経験は、愛も、哀しみも、喜びも全て、
全人類の中心にある光の中でひとつになる。

「…それでもし隣の人が困っていたら、どうしたいと思う?」と、彼が言った。

無意識と意識

こんな感じかなー。
それにしてもこうやってみると…人ってなんかちっぽけやねー。